仮想通貨投資

【仮想通貨投資】現物を効率的に運用してガチホ握力を高めよう!(ETH編)

2021年、仮想通貨への投資が盛り上がっていますね。

でも実際は、ガチャガチャトレードするよりも、現物の仮想通貨をずっと持っておくだけの「ガチホ戦略」のほうが結果的にリターンがよかったりします。

ただこのガチホ戦略、現物をただウォレットに置いておくだけじゃもったいないし、何よりもヒマですよね。

本記事では、仮想通貨「ETH」を例に「現物を効率的に運用してリターンを上乗せする方法」について検討します。

本記事の要約まとめ

  • 現物のETHを運用する方法はいろいろある
  • 運用によって期待できるリターンは、APY5~10%くらいになりそう
  • それぞれの運用方法にはリスクもあるので注意して運用すべし

現物を持ち続ける(ガチホする)ためにはどうすればよいか?

仮想通貨の値上がりを見込んで、「よーし、3年間売らないぞ」と決めて買うとしましょう。

いわゆる「ガチホ戦略」ですね。

しかし、どんなに固い決意でガチホするぞと決めていても、急に価格が高騰するのをみると、売却して利益を確定したくなって、中途半端なところで売却してしまいます。

われわれ一般人にとっては、この誘惑がガチホ戦略をダメにする最大の敵です。

ガチホ戦略をつらぬくためには、仮想通貨が値上がりしても誘惑に負けないだけの、「握力」が必要になります。

ガチホする「握力」を強めるためには運用が効果的

仮想通貨の現物を売らないでガチホするためには、以下のようなことを意識すると効果的です。

  • 現物を運用して利息で儲ける
  • ロックして売却できないようにする

この2点を満たす運用があれば、「現物を売るよりも持っていたほうが得になりそう」と思えるので、自然と握力が強まりますね。

つぎは、具体的にどんな運用方法があるのか見ていきます。

ブログ管理人

要は「売りたくない」「売れない」って状況を自分で作ればいいんだよね!

現物の運用にはいろんな選択肢がある

仮想通貨の現物の運用には、いろんな方法があります。

  • 取引所などで仮想通貨を貸す(レンディング)
  • ブロック生成・検証して報酬を得る(ステーキング)
  • DEX(分散型交換所)で流動性を供給する
  • DeFi(分散型金融)で貸す

このように、仮想通貨にはさまざまな運用方法があります。まさに金の卵ですね。

また、運用方法によっては「一定の期間は仮想通貨がロックされて引き出せなくなる」というサービスもありますので、そうなると売りたくても売ることができません。

自分の意志に任せずに、しくみをうまく使って効果的にガチホ握力を鍛えるのが「ガチホ戦略の最適解」です。

ブログ管理人

いろんな運用方法があるから迷っちゃうね!実際にどれくらいのリターンになるのか確認してみよう!

バイナンス(Bynance)セービングを活用する

本記事では、人気の仮想通貨ETHを例に有効な運用方法を検討してみます。

まずは、海外の取引所バイナンス(Bynance)の「バイナンスセービング」についてご説明します。

バイナンスセービングは、貸して稼ぐ「レンディング」に分類され、以下の3種類のメニューが用意されています。

バイナンスセービングは3種類

  • フレキシブルセービング・・・ロック無し・低リターン
  • 定期セービング    ・・・ロック有り・中リターン
  • アクティビティ    ・・・ロック有り・高リターン

※基本的にロックされる期間が長いとリターンも高くなります

ただし、3種類の方法すべてでいつも貸し出しできるわけではありませんのでご注意ください。

また、レンディングで得られるリターンは、「通貨の種類」「ロックの期間」「タイミング」によって大きく変動します。

下の画面は、フレキシブルセービングで貸し出せる通貨とAPY(年換算リターン)の例です。

ブログ管理人

最新の情報は、以下の公式リンクから確認できます。

>>バイナンスセービング

ETHのフレキシブルセービングのリターン

ETHを貸した場合にどれくらいのリターンになるか、実際の画面で確認してみましょう。

今回はETHのセービングを確認しましたが、最もリターンが低いフレキシブルセービングしか貸し出しできるメニューがありませんでした。

上の画面のフレキシブルセービングでは、APY(年間のリターン)が0.87%になっています。

1年でたったの0.87%ですから、たいしたリターンはありませんがメリットもあります。フレキシブルセービングは、資金をロックしなくて済むのが良いところです。

残念ながら本記事を書くときには、ETHを貸し出せる「定期セービング」「アクティビティ」はありませんでした。もし定期セービングなどで貸し出しができれば、もっとよいリターンが得られるはずなので、定期的にチェックするとよいかもしれません。

ブログ管理人

基本的には、貸し出し期間(ロック期間)が長いほどリターンが良くなるよ!

バイナンス(Bynance)のセービングまとめ

バイナンスセービンについてざっくりまとめると、以下のような特徴があります。

項目内容
期待リターン0.8%~5%くらい
ロック期間サービスによる
リスクカウンターパーティリスク

レンディングは取引所などに仮想通貨を預けるので、カウンターパーティリスク(取引所の信用リスク)やカントリーリスク(取引所を運営する国の規制などのリスク)があります

今回はバイナンスのサービスを例にしましたが、国内の取引所でもレンディングは可能です。

▶ 国内取引所のレンディングについては、こちらの記事をご覧ください。

バイナンス(Bynance)ETH2.0ステーキングを活用する

次はバイナンスの取引所で運用できる、「ETH2.0ステーキング」についてご紹介します。

イーサリアムのようにPoSを採用しているブロックチェーンでは、仮想通貨をロックしてブロックの生成・検証に貢献して報酬を得ることができます。

これをステーキングといいます。

ETHのステーキングについては、バイナンスの取引所内のサービスで行うことができます。くわしくは、以下のリンクから公式ページでご確認ください。

>>バイナンス「ETH2.0ステーキング」

バイナンスETH2.0ステーキングのリターン

バイナンスのETH2.0ステーキングのリターンは、ブロックチェーンにステーキングされるETHの総数によって変動します。

本記事を書いているときの報酬は、下の画像のようにAPY(年率換算)7.9%となっています。

今後ステーキングされるETHが増えれば、APYはもう少し下がっていくかもしれません。

ETH2.0ステーキングの最新のリターンについては、上に貼った公式リンク先で確認できます。

バイナンス(Bynance)のETH2.0ステーキングまとめ

ETH2.0ステーキングの運用についてざっくりまとめると、以下のような特徴があります。

項目内容
期待リターン5~8%くらい
ロック期間移行フェーズ1完了まで
リスクカウンターパーティリスク、ロック期間

バイナンスセービング(レンディング)に比べると、期待リターンは少し高めになりそうです。

ETH2.0ステーキングの大きなリスクとしては、償還されるタイミングがわからないことです。

ETH2.0は数年にわたって段階的にアップグレードされる予定で、フェーズ1の完了までETHは償還されません。フェーズ1については、2021年の見込みですがくわしい日程は不明です。

何年でもガチホするつもりであれば、運用方法として魅力があるかもしれません。

リターンとリスクを理解したうえでステーキングしましょう。

ETH2.0ステーキングは、償還されるタイミングが未定です。

バイナンス(Bynance)流動性スワップを活用する

バイナンスでは原物を使って、「流動性スワップ」という運用をすることができます。

DEX(分散型取引所)に対して、自分がもっている2種類の仮想通貨をペアで預け入れ(流動性を供給する)、ほかのユーザーのスワップ(仮想通貨の交換)に利用してもらうことで、報酬として手数料をもらうしくみです。

たとえば、ETHとWETHをペアで預け入れるときの流れは以下のようなイメージです。

  1. ETHの半分をWETHに交換する
  2. ETHとWETHを同じ金額預け入れる(流動性を供給)
  3. DEXのユーザーが「ETH→WETH」「WETH→ETH」の交換をして手数料を払う
  4. 手数料を流動性を供給したひとで分配する

バイナンス流動性スワップについて詳しくは、公式ページでご確認ください。

最新のリターンも確認できます。

>>バイナンス流動性スワップ

流動性スワップのリターン

流動性スワップのリターンは、通貨ペアの組み合わせによって大きく異なります

たとえば、ETH/BETHのペアで流動性を供給した場合は、以下の画面のようにAPYが9%弱(手数料1.48%+流動性報酬7.36%)となります。

最新のレートは以下のリンクから確認できます。

>>バイナンス流動性スワップ

バイナンス(Bynance)の流動性スワップまとめ

バイナンス流動性スワップをまとめると以下のような特徴があります。

項目内容
期待リターン9%くらい
ロック期間流動性を解除するまで
リスクカウンターパーティリスク、変動損失リスク

流動性を供給するときの特有のリスクとして、「変動損失リスク」があります。

仮想通貨を流動性プールに提供した時に、デポジットしたトークンの価格が入金時と比べて変動した時の損失を変動損失と呼びます。この場合の損失は、入金時と出金時におけるドル建てでの減少分のことを意味します。

つまり、流動性プールに預け入れた通貨の相対的な価格変動が大きいと、損失が発生することになります。

具体的には以下のようになります。

価格変動損失の計算例

  • 1.25倍の価格変動 = 0.6%の損失
  • 1.50倍の価格変動 = 2.0%の損失
  • 1.75倍の価格変動 = 3.8%の損失
  • 2倍の価格変動 = 5.7%の損失
  • 3倍の価格変動 = 13.4%の損失
  • 4倍の価格変動 = 20.0%の損失
  • 5倍の価格変動 = 25.5%の損失

詳しくは、以下のバイナンスのページで解説されています。

>>変動損失の説明

いいかえれば、流動性スワップでAPYがめちゃくちゃ高いペアは、それだけ価格変動リスクを含んでいるっていうことですね。

実際に最新のレートを見てみるとわかりますが、ETH/BETH、BTC/BTCBのように価格差がほとんど生じない通貨ペアであれば、変動損失リスクはほとんど無視できます。

Venus Protocol(ヴィーナスプロトコル)を活用する

Venus Protocol(ヴィーナスプロトコル)は、バイナンスのBSC上できるDeFi(分散型金融)です。

DeFiを利用することで、自分の仮想通貨を預けたり、それを担保に別の仮想通貨を借り入れたりできます。

仮想通貨を貸し出すことで、利息収入を得ることができます。

興味がある方は以下のリンクからのぞいてみてください。

>>Venus Protocol公式ページ

Venus Protocol(ヴィーナスプロトコル)のリターン

Venus ProtocolでETHを貸し出した場合のリターンを見てみましょう。

下の画面の赤枠を見ると、ETHの貸し出し利息のAPYは2.44%になっていることがわかります。ちなみに、借りるときの支払い利息はその右の数字8.98%です。

APYがたったの2.44%では、ほかの運用方法に比べて見劣りしますが、VenusではETHを担保に別の仮想通貨を借りることができます。

緑色の枠で囲ったVAIは、上の画面のように借入金利がかかりません。

つまり、預け入れたETHを担保にVAIを無利息で借りて、そのVAIをさらに貸し出すことでAPY20.03%の利息を得ることができます。

無茶苦茶な話ですがそういうことになります。

つまり、ETHをAPY2.44%で貸し出して、さらにETHの40%の金額のVAIを借りてAPY20%で貸し出したとすると、トータルのAPYは 2.44+8% = 10.44% となります。

Venus Protocol(ヴィーナスプロトコル)まとめ

Venus ProtocolでETHを運用するときのざっくりまとめです。

項目内容
期待リターン2.5%~10%くらい
ロック期間貸し出しを解除するまで
リスクカウンターパーティリスク、システムのバグ、その他

DeFiに関するリスクは他の運用方法にはないものがありますが、本記事では書ききれませんので、各自で調べて理解したうえで運用をしましょう。

上のような運用方法のほかには、VAIとBUSDといった通貨ペアで借り入れをして、pancakeswapなどのDEXで流動性を供給することで報酬を得る方法もあります。

ただし、この方法も単にVAIをステーキングする上の方法と同じくらいのAPYになると思われますので割愛します。

まとめ

本記事では、仮想通貨ETHの現物を運用することでリターンを上乗せする方法について検討してみました。

ETHの現物を運用すると、APY(年換算のリターン)は5~10%くらいで運用できそうです。

それぞれの方法のリスクとリターンを理解したうえで現物を運用すれば、握力が強まってガチホ戦略の手助けになるのではないでしょうか。

  • 現物のETHを運用する方法はいろいろある
  • 運用によって期待できるリターンは、APY5~10%くらいになりそう
  • それぞれの運用方法にはリスクもあるので注意して運用すべし