アービトラージっていう絶対に負けない取引手法があるって聞いたけど・・・
- 本当に儲かるの?そんなうまい話があるはずがない。
- どうせ詐欺なんじゃないの?
なんてお悩みや疑問があるのではないでしょうか。
本記事では、仮想通貨のアービトラージが儲かるのか、儲けるための条件を本ブログ管理人の経験をもとにご説明します。
本記事の対象読者
- 仮想通貨のアービトラージに興味がある
- アービトラージが儲かるのかどうかが知りたい
- アービトラージでどうすれば利益が出るのかが知りたい
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タップできる目次
仮想通貨のアービトラージは儲かるの?
結論から述べると、仮想通貨のアービトラージで利益を出すことはできます。
アービトラージは詐欺なの?
アービトラージは取引手法を指す言葉なので、これ自体が詐欺かどうかというのは議論の本質が間違っています。
もし詐欺があるとすれば、以下のようにアービトラージをエサにした詐欺があるだけです。
- アービトラージを自動実行して確実に利益を出せる高額のツール(ソフト)
- アービトラージ代行業者に資金を預けることで、毎月10%ずつ配当金を約束する
仮想通貨のアービトラージ(裁定取引)の例
アービトラージは裁定取引ともいいますが、ことばの意味を確認しておきましょう。
アービトラージとは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(サヤ)が生じたときに、割安なほうを買い、割高な方を売ります。その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のことです。
アービトラージは、仮想通貨に限った話ではなく、株取引などでは古くからある取引手法です。
ビットコインをはじめとした仮想通貨においても、取引所によって売買される価格が異なるので、価格差(サヤ)が実際に発生します。
ビットコインの場合にどうやってアービトラージをするのか、もう少し具体的にご説明します。
① ビットコインの価格差を監視する
取引所Aと取引所Bのビットコインの価格差(サヤ)を常にチェックする。
② 価格差を検知する
たとえば以下のように、取引所間でビットコインの価格差が広がったことを検知する。
・取引所Aのビットコイン100万円
・取引所Bのビットコイン105万円
③ ビットコインの取引をする
ビットコインの価格差があるうちに、取引所Aでビットコイン1BTCを100万円で買い、取引所Bに移動して105万円で売る。
④ 上の①〜③の手順を繰り返す
上の手順を見れば、アービトラージは「裁定機会」さえあればほぼ確実に利益をだせる取引手法だということがわかるでしょう。
「裁定機会がある」とは、「価格差(サヤ)が発生していて、アービトラージができるチャンスがある」という意味です。
仮想通貨のアービトラージは実際に儲かるか?
本ブログ管理人の実績としては、2020年6月時点で仮想通貨のアービトラージで利益を出せています。
アービトラージで稼ぐためにもっとも重要なことは、価格差(サヤ)を見つけて素早く確実に取引を完了することです。
ただし、だれにでもすぐにわかるような価格差があれば、ほかのアービトラージ実行者が価格差を埋めるような取引をするので、サヤはすぐに埋まってしまいます。
ですから、アービトラージはだれにでも楽に稼げる方法ではなく、競争相手を出し抜く必要があるわけです。
アービトラージは、サヤの取り合いなので、だれにでも楽に稼げる方法ではありません。
仮想通貨アービトラージで儲けるためにはツール(ソフトウェア)が必須
仮想通貨アービトラージを実践するには、価格チェックや通貨の売買といった操作を自動的に実行してくれるツール(ソフトやbotとも呼ばれる)が必要になります。
本項では、アービトラージの自動化ツールが必要となる理由や、ツールの購入の可否についてご説明します。
仮想通貨のアービトラージにおいて自動化が必要である理由(手動では不可能)
仮想通貨のアービトラージは、まず仮想通貨の価格差(サヤ)を発見するところから始めますが、いつなんどきサヤが発生するかわかりませんので、24時間つねに価格をチェックしないといけません。
この時点で、人間が目視でチェックするのは無理があります。
仮に運良くサヤに気がついたとしても、取引の手数料を差し引いた利益の計算や、取引できる数量の計算、注文処理などを数秒のうちに完了しなければならいけません。
以上の理由から、手動では不可能であることがわかるでしょう。
ですからアービトラージを実現するには、bot(ボット)と呼ばれるようなツール・ソフトウェアを使って、一連の動作を自動化しなければなりません。
アービトラージを実践するには、24時間つねに価格を監視して、数秒のうちに取引を完了する必要があるため、自動化するツールが必要です。
ちなみに、アービトラージを手動でやる方法を説明しているウェブサイトがありますが、実践できない絵に描いた餅(ウソ情報)だと断言できます。読者に取引所の口座を開設させて、紹介報酬を得ることを目的としています。
もし仮想通貨のアービトラージが手動でできるほど簡単であれば、みんなが実践するので結果としてサヤはすぐになくなります。
アービトラージの自動売買ツール(ソフト)は自作すること(=自分でメンテナンスできること)
ちまたでは、仮想通貨のアービトラージを自動化をしてくれるようなツールやソフトウェアが、高額で販売されています。
「アービトラージツールを買っても大丈夫か」という疑問が湧いてくるかもしれませんが、絶対に買ってはいけません。
なぜなら、本ブログ管理人は自分で開発したツールを使っていますが、わたしの目から見ても、開発者が稼げるツールを販売するメリットが全くないからです。
高額で販売されているアービトラージツールでは稼げません。
さらにいうと、例えば取引所の仕様変更など状況の変化に応じて、ツールをメンテナンスしなければならないのですが、自分で作成してロジックを理解していないと、そういったメンテナンスができません。
以上のような理由から、高額で販売されているアビトラツールは購入しない方がよいです。
アービトラージツールは、自作するのが必須条件です。プログラミング言語Pythonを学習しましょう。
まとめ
本記事では、仮想通貨アービトラージが稼げるのかどうかという疑問にお答えするために、アービトラージの実際についてご説明しました。
実践している本ブログ管理人の経験からお伝えすると、稼ぐためにはアービトラージを自動化するツールが必須であり、自分で開発しなければならないと考えます。
この時点で99%のひとが自分にはできないと諦めるのですが、99%のひとが諦めるからこそ、残りの1%のひとがアービトラージで稼げるわけです。
- 仮想通貨のアービトラージには自動化ツールが必須
- ツールは購入してはならず、自作する必要がある