ブロガーにとっては、重要な収益源であるグーグルアドセンス(google AdSense)ですが、「関連コンテンツ」をご存知でしょうか?
関連コンテンツは、利用できるようになるには一定の条件を満たす必要があるのですが、とても収益性が高い広告ユニットであるといわれています。
そのため、ブロガーは関連コンテンツの利用条件を満たすために、ブログを頑張って運営して成長させるわけです。
ブロガーのひとつの目標ともなる関連コンテンツですが・・・
本当に関連コンテンツは稼げるの?
という疑問はないでしょうか。
本記事では、ブログ管理人の実績をもとに関連コンテンツの収益性についてレポートいたします。
本記事の対象読者
- 関連コンテンツの収益性が知りたい
- 関連コンテンツの収益の実例が知りたい
タップできる目次
関連コンテンツの解放条件は?
関連コンテンツの解放条件のひとつの目安は、1万PV・100記事といわれています。
しかし、実際に解放されたひとの条件を確認すると、かなりのバラツキがあることがわかります。
本ブログ管理人の場合の実績は以下の記事で公開していますので、ご興味があればごらんください。
関連コンテンツの収益性の調査方法について
選ばれしブログのみがグーグルさんから許可をもらえる「関連コンテンツ」ですが、本当に収益性が高いのか調査をしてみたと思います。
問題はその調査方法です。
関連コンテンツの効果を調べるためには、一体どういった方法で調査するのが良いのでしょうか?
本来ならABテストのように、関連コンテンツあり・なし以外のパラメータを固定して比較するのがよいのでしょう。
しかし正直なところ、関連コンテンツの効果について、そこまで手間を掛けて調べるモチベーションはありません。
そのため、本記事では「アドセンス収益全体における関連コンテンツ収益の割合」を収益性としてレポートします。
関連コンテンツの収益性報告
ブログ管理人のブログにおける、関連コンテンツの収益について報告します。
レポートの諸条件
本記事で収益レポートするブログは、いま記事をお読みいただいている本ブログとは別のブログとなります。※以下のウーバーイーツ関連のブログです
調査期間は、2020年9月1日から9月30日までの1ヶ月です。
そのときのPV数は約4.5万PVでした。
関連コンテンツの収益性の調査結果
ブログ内にはいくつか広告を配置しているのですが、その広告の場所ごとの収益と全体に占める割合を計算したものを表にしました。
たとえば、タイトルの下に配置した広告が全体の25%の収入になっている、という見方ですね。
上から5番目に関連コンテンツがありますので、オレンジのマーカーを引いています。
→この表は右にスライドできます
広告ユニット | 収益(円) | 割合(%) |
タイトル下 | 3238 | 25 |
目次上 | 2711 | 21 |
見出し2上 | 2030 | 16 |
目次下 | 1410 | 11 |
関連コンテンツ | 1256 | 10 |
見出し4上 | 1185 | 9 |
記事下 | 1155 | 9 |
合計 | 12985 | 100 |
結果をみるとわかるように、関連コンテンツはアドセンス広告収入全体のなかで10%を占めているという結果になりました。
調査期間は1ヶ月のみでPV数も少ないので、統計データとしては不十分なデータ量かもしれませんが、5%〜20%の範囲内で収まりそうです。
1ヶ月の実績としては、アドセンス収益全体のうち関連コンテンツの割合は10%だった。
関連コンテンツが与える収益以外の影響について
収益面では有益な関連コンテンツですが、それ以外の影響はあるのでしょうか?
広告を増やすことによる離脱率への影響はあるか?
広告を増やし過ぎると、閲覧者にとっては広告が邪魔になりますので、結果として、閲覧者の離脱を招く可能性があります。
関連コンテンツがどんなに収益性が良くても、閲覧者の離脱を招いてしまいブログのパワーを落としてしまっては、悲しいですよね。
関連コンテンツは大丈夫でしょうか?
結論としては、離脱率を上げるような影響はないと考えます。
なぜなら、関連コンテンツの広告自体、記事の下にあるからです。
たとえば、「タイトル直下」や「目次の前」などの場所に広告を入れると、記事を読まれる前に離脱する可能性がありますが、関連コンテンツは記事の下なので、離脱率を上げる可能性は低いでしょう。
関連コンテンツは訪問者の回遊率を上げる効果があるか?
関連コンテンツの広告を知らないひとはイメージしにくいと思いますので、実際の広告の画面でご説明しましょう。
関連コンテンツの広告は、下の画像のようにおすすめ記事のカードの合間に広告が配置されます。
そのため、記事を読み終わったひとへのおすすめ記事も表示されるので、訪問者の回遊率がアップする効果があると言われています。


実際にどのくらい効果があるかというと定量的にご説明できませんが、個人的な感覚ですが、多少は回遊率アップの効果があると考えます。
ただし、有料テーマの機能で同じようなおすすめ記事の表示をすでにやっている場合は、関連コンテンツによる訪問者の回遊率アップはありません。
まとめ
本記事では、関連コンテンツ収益性について実績を公開しました。
ブログを運営しているひとにとって、少しでも参考になればと思います。
- 関連コンテンツの収益性は、全体の10%だった
- ほかにも閲覧者の回遊率アップなどの効果がありそう
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