コラム

【コラム】セミリタイアをするならまずは3000万円を目指そう

セミリタイアという言葉が最近よく聞かれるようになりました。

サラリーマンとしての働いている会社を早期に退職して、悠々自適にのんびり働きながら、自分の時間を大切にするという生活スタイルにあこがれるのではないでしょうか。

果たしてセミリタイアをするには、一体いくらの資産があれば良いのでしょうか。

本記事では、そんな疑問を持っている方に、まずは3000万円の資産を目指してはどうかというご提案をしたいと思います。ご興味のある方はぜひご覧ください。

この記事でわかること
  • セミリタイアするなら3000万円の資産が目安になる理由

そもそもセミリタイアとは?

セミリタイアという言葉の正確な定義はさておき、本記事では以下のような意味としておきたいと思います。


セミリタイアとは?

完全に仕事を辞めはしないけれど、働く時間をセーブして自分の時間を大切にしつつ、満足度の高い生活を送ること。

これにひとつ条件を加えるなら、定年退職してリタイアするのとは違って、40代・50代など早期に達成することでしょうか。

それでは、セミリタイアを達成するには、一体いくらの資産が必要になるでしょうか。

セミリタイアするには3000万円を目指してはどうか?

セミリタイアするために必要なお金は、セミリタイア後の個人のお金の使い方次第なので、一概にいくらということはできません。しかし、私たちの生まれた年代によって傾向がありそうです。

例えば、1960年代以前に生まれたモノがない時代に生きてきた世代の人たちは、仕事や人生において達成感や快楽を求める傾向があると言われます。会社での役職や年収の額に達成感や優越感を得たり、マイホームやマイカーを持つことにステータスを感じるのは、そういった性質の現われと見えます。

その一方で、1980年代以降に生まれた若い世代は、モノに満たされた不足のない世界で育ってきたので、「物質的な満足」よりも「精神的な満足」に価値を感じる傾向があります。上の世代に比べて物欲が少なく、仕事に対しては「やりがい」や「良好な人間関係」を求めたり、あるいは「没頭できるくらい好きであること」を求めます。実際に「高いお金を払って高級料理を食べること」よりも、「仲の良い友人とコスパのいい居酒屋で楽しく過ごすこと」の方に大きな価値を感じるのではないでしょうか。

以上のことを考えると、そもそもセミリタイアに価値を見出すのは、いまの若い世代になってきます。セミリタイアしてからの生活は物質的な満足よりも精神的な満足を求めるので、それほど消費を必要としないということになりそうです。

このような前提で考えて、セミリタイア後に月20万円の生活費を必要とするなら、まずは3000万円の資産を目指すのがよいと思います。

なぜ3000万円かということについては、これからご説明します。

なぜ3000万円あればセミリタイアできるのか?

さきほど述べたように、セミリタイア後は、贅沢をしなければ月20万円あれば満足な生活ができるとします。

次は、月の生活費20万円を「セミリタイア後の労働所得」「資産運用からの不労所得」で稼ぐ内訳を考えましょう。

【セミリタイア後の労働所得】

例えば、セミリタイア後には自分の好きな仕事をしたり、好きな時間で働くことで、月10万円をコンスタントに稼げるとします。仮にアルバイトの時給を基準に考えても、月10万円ならストレスなく稼げるのではないでしょうか。

そうすると、資産運用による不労所得で必要なのは、月10万円、1年では120万円となります。

【資産運用からの不労所得】

資産運用をして月10万円の不労所得を得るのに必要な資金が、だいたい3000万円くらいが目安になると思います。

株式投資の平均リターンは、年利7%程度と言われています。もちろん、株式はそれなりのリスクがあるので、年利20%になる年もあれば、マイナスになる年もあります。それでも、長期運用することで7%くらいのリターンが期待できます。

3000万円を年利7%で運用した場合、年間210万円の運用利益を得られる計算になりますが、安全をみて年利4%分にあたる120万円を毎年の生活費として引き出すと仮定します。

そうすると、月に10万円ほどの不労所得を得つつ、3000万円の運用資金を維持できることになりますので、持続可能なセミリタイア生活になるのではないでしょうか。

以上の理由から、セミリタイアをするなら、まずは3000万円の資産が目安になると思います。

まとめ

本記事では、セミリタイアするには3000万円を目指してはどうかというご提案をしました。

資産運用をするにあたって、具体的な目標をもって始めた方が良い結果を得られると思います。

3000万円というのは少しハードルが高いと思われるかもしれませんが、毎月5万円の積み立てで年利7%(税引き後)なら22年で達成できるので、十分に現実的な目標です。

セミリタイアにご興味があれば、将来に向けた自分なりのプランを考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 運用資産が3000万円あれば毎月10万円ていどの不労所得を得ることができる
  • 月10万円の不労所得と月10万円の労働所得を組み合わせれば、贅沢な生活を望まなければセミリタイアが可能