個人向け確定拠出年金【iDeCo(イデコ)】に興味があるけど・・・
- iDeCo(イデコ)に興味があるけど、損をしそうで心配
- iDeCo(イデコ)で実際に運用してみた結果を見たい
なんてお悩みはないでしょうか。
本記事では、ブログ管理人がiDeCo(イデコ)の運用成績を公開しています。
また、おすすめの証券会社や投資信託の銘柄についてもご紹介しています。
iDeCo(イデコ)を始めようか迷っているかたは、ぜひご覧ください。
実際にどの商品に投資していて、どんな運用成績になったかがわかるよ!!
本記事の対象読者
- iDeCo(イデコ)の実際の運用実績が知りたい
- iDeCo(イデコ)のおすすめの証券会社が知りたい
- iDeCo(イデコ)のおすすめの商品が知りたい
タップできる目次
【公開】ブログ管理人のiDeCo(イデコ)の運用実績
2018年10月から現在までの通算成績
わたしがiDeCoの運用を開始した2018年10月から、2020年10月現在までのトータルの運用成績をご覧ください。
- 拠出金累計 3,479,602円
- 資産時価総額 3,467,279円
- 通算損益 −12,323円
- 通算損益率 −0.35%
「拠出金累計額」は、毎月コツコツと投資信託商品を購入して、積み立てている金額の合計です。
「資産時価総額」は、毎月購入してきた投資信託の現在の資産価値です。
「通算損益」は、「資産時価総額」から「拠出金累計額」を引いた金額で、プラスなら利益が出ていて、マイナスなら損失が出ていることになります。
「通算損益率」は、通算損益を割合で計算したものです。つまり、運用を開始してからのトータルの成績は、マイナス0.35%くらいになっているということです。
これまでの運用実績の推移
わたしの場合は、以前サラリーマン時代に積み立てていた企業型のDCの運用資金がありました。
そのため、サラリーマンを止めたタイミング(2018年10月)で、企業型DCから個人型DCの(iDeCo)に資金を移換しました。
企業型DC時代の運用成績は手元にありませんので、個人型DCに移換してからの運用成績をご紹介します。
運用実績【グラフ】
2018年10月にiDeCoに移換してからの運用成績です。

2020年の4月に資産残高が凹んでいるところが、コロナの影響で株安になっています。
その後、全世界で株が高値を更新していっているのに、何故わたしの資産残高が増えていないかというと、やらかしてしまったからです。
ブログ管理人はバカなので、完璧にやらかしたよ!
やらかした理由は続きを読んでね!
iDeCo(イデコ)運用に関する反省
え〜、実はコロナ禍での株高をバブルなのではないかと思い「全世界インデックス投資信託を全部売却して定期預金商品にスイッチング」してしまいました。
はい、バカですね\(^o^)/オワタ
半年前に戻って、余計なことをした自分の指をへし折ってやりたいです!
やっぱり、投資信託は素人考えで「売ったり買ったりしてはだめ」ですね。
余計なことをしなければ、いまごろ通算損益がプラス30%くらいになってました。
ということで、2020年11月に慌てて再びインデックス投信にスイッチングしましたが、とき既にお寿司。いや遅し。
美味しいところは全部のがしてしまいました。みなさまは、こんなバカなことをしないようにお気をつけください!
やっぱり、投資信託は素人考えで「売ったり買ったりしてはだめ」ですね。
iDeCoを始めるときの証券会社の選び方・ポイント(おすすめはSBI証券のセレクトプラン)
ブログ管理人が利用しているiDeCo(イデコ)で利用している証券会社やおすすめの証券会社についてご紹介します。
これから始めてみようというかたは、参考にしていただければと思います。
証券会社の選びのポイント
iDeCoを始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。
証券会社によって「口座の管理費用や購入できる金融商品(投資信託)のラインナップ」に違いがありますので、証券会社選びはとても重要です。
特に、口座の管理費用や投資信託の運用コストは、何十年も積み重なると運用成績の大きな違いになってきます。
まさに「ちりも積もれば山」となるです。
iDeCo(イデコ)を始めるなら、必ず複数の証券会社を比較して選ぶようにしましょう。
iDeCoの証券会社選びのポイント
- 口座管理料が安いこと
- 購入できる金融商品のラインナップが良いこと
おすすめの証券会社はネット証券
本ブログ管理人の場合は、SBI証券でiDeCoの口座開設をして投資信託の積立をしています。
正直なところ、大手のネット証券であれば「口座管理手数料は一律で最安値」になっているし、「商品ラインナップも質の良いものが充分な数」そろっています。
ですから、名前を知っているネット証券なら、どこで口座を開設しても大きな差はないでしょう。その逆にネット証券以外の証券会社では、管理手数料などが高いところもあるので注意が必要です。
あえてネット証券におすすめの順位をつけましたが、この中のどれを選んでも問題ないです。
▶SBI証券のiDeCo(イデコ)について詳しく解説しています
▼iDeCoの証券会社選びについては、こちらの記事で詳しくご説明しています。
アセットアロケーション(資産配分)とポートフォリオ(投資銘柄)
iDeCoでご自分の資産を運用するなら、どの銘柄に投資するかを決める前に、どのような資産区分に投資するか(アセットアロケーション)の方が大切です。
なぜなら、投資家のバイブルともいえる「インデックス投資は勝者のゲーム」の以下の一節にあるように
一九八六年の画期的な学術研究が彼の考えを支持している。その研究で、機関投資家が運用する年金基金のトータルリターンの差のうち、驚くことに九四%がアセットアロケーションで説明できることが判明した。
引用:インデックス投資は勝者のゲーム
資産運用の結果得られるリターンのうち、9割以上はこのアセットアロケーションで決まるという研究結果がでているからです。
▼「インデックス投資は勝者のゲーム」のレビューはこちら。
ですから、自分が許容できるリスクや期待するリターンに沿ってアセットアロケーションを決めて、その方針に沿って具体的な投資商品を選んでいく、という流れで決めることをおすすめします。
投資商品を選ぶ前にアセットアロケーション(資産配分)を決めましょう。
アセットアロケーション(資産配分)を決める
毎月積み立てていく資金をどのような種類の資産に配分していくかを決めましょう。
この資産配分のことをアセットアロケーションと言います。
資産運用するうえで、基本的な資産としては以下のものがあります。
- 国内株式
- 国内債券
- 海外株式
- 海外債権
- 現金預金
ほかにも、不動産(REIT)や金などもありますが、個人が資産運用をするならこちらの5つを基本と考えるのがよいです。
例えば、本ブログ管理人のアセットアロケーションは、下の円グラフのような配分にしています。
本ブログ管理人のアセットアロケーション


毎月の拠出金のうち、90%は海外株式の投資信託を購入していて、残りの10%は国内株式の投資信託を購入しています。
この9対1という割合は、世界の株式の時価総額の割合と同じにしているのですが、「世界の株式市場の成長にあわせて運用したい」という狙いがあります。
ちなみに、債権の割合は0%です。
iDeCoは長期運用を前提としているので、期待リターンが低い債権はアセットアロケーションから外しています。
▶元本確保型の定期預金については、コチラの記事でご説明しています。
▶SBI証券のiDeCo(イデコ)で金投資するならこちら
▼アセットアロケーションの決め方については、以下の記事に詳しく書いています。
ポートフォリオを決める
アセットアロケーション(資産配分)を決めたら、つぎは具体的にどんな投資商品をどのくらいの割合で購入するかを決めていきます。
この投資商品の配分のことをポートフォリオといいます。
参考までに、本ブログ管理人のアセットアロケーションとポートフォリオをご紹介します。
本ブログ管理人のポートフォリオ
商品タイプ | 運用商品名 | 配分する割合 |
内外株式 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・全世界株式インデックス・ファンド) | 100% |
国内株式は、日経平均に連動するタイプの投資信託を選びました。
海外株式は、日本を除く先進国の株式に連動するタイプと、その他の新興国の株式に連動するタイプの2つに8対1の割合で振り分けています。
日本株式:先進国:新興国の割合は1:8:1にしていて、これは世界の株式市場の時価総額にだいたい合わせています。
▶SBI証券のiDeCo(イデコ)全世界株式に投資したいならこちら
投資商品を選ぶときのポイント
ポートフォリオと投資商品の選び方として、わたしの方針のポイントをご紹介します。
投資信託の書籍を読んだ結果、自分なりの投資戦略として、以下の6つ方針にそって商品を選ぶようにしています。
- 「30年くらいの長期運用」「iDeCoの非課税」という特徴を活かして、100%株式のポートフォリオにする
- 運用益が見込めない商品は非課税のiDeCoに組み込まない、なぜなら現金の形で流動資産を持っているから
- 年齢とともに少しずつ債券などの商品割合を増やすことも考える
- 全世界の地域割合に合わせて、日本株10%、先進国80%、新興国10%とする
- 過去の実績から明らかなように信託報酬の安いインデックス系(パッシブ系)の投資信託のみを選ぶ
- インデックス系の投資信託から、最も信託報酬が安いものを選ぶ
▼おすすめの投資信託選びについては、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
つみたてNISAとiDeCoは長期投資を前提とした制度なので、投資できる商品は基本的に投資信託のみです。
ということは、「投資信託の勉強をするだけ」でつみたてNISAとiDeCo両方で資産運用をはじめることができるのです。
勉強をするといっても、本を読んで勉強するだけではありません。実際にやってみて初めてわかることも沢山あるのです。
まずは月々1万円くらいからでも始めながら、投資について勉強をするというスタンスでも良いのではないでしょうか。
まだ投資していない方は、一緒に資産運用を実践してみましょう。
▼つみたてNISAの運用実績はこちらで公開中!