個人向け確定拠出年金【iDeCo(イデコ)】に興味があるけど・・・
- iDeCo(イデコ)に興味があるけど、損をしそうで心配
- iDeCo(イデコ)で実際に運用してみた結果を見たい
なんてお悩みはないでしょうか。
本記事では、ブログ管理人がiDeCo(イデコ)の運用成績を公開しています。
また、おすすめの証券会社や投資信託の銘柄についてもご紹介しています。
iDeCo(イデコ)を始めようか迷っているかたは、ぜひご覧ください。
実際にどの商品に投資していて、どんな運用成績になったかがわかるよ!!
本記事の対象読者
- iDeCo(イデコ)の実際の運用実績が知りたい
- iDeCo(イデコ)のおすすめの証券会社が知りたい
- iDeCo(イデコ)のおすすめの商品が知りたい
タップできる目次
【公開】ブログ管理人のiDeCo(イデコ)の運用実績
さっそく、本ブログ管理人のイデコの運用実績を公開します。
2018年10月から現在までの通算成績
わたしがiDeCoの運用を開始した2018年10月から、2021年3月現在までのトータルの運用成績をご覧ください。
- 拠出金累計 3,509,602円
- 資産時価総額 3,961,029円
- 通算損益 +451,427円
- 通算損益率 +12.86%
- 拠出金累計額:積み立てている金額の合計
- 資産時価総額:投資信託の現在の資産価値です。
- 通算損益 :「資産時価総額」から「拠出金累計額」を引いた金額
- 通算損益率 :通算損益を割合で計算したもの
運用実績をグラフで見てみよう
ブログ管理人は、サラリーマンを止めたタイミング(2018年10月)で、企業型DCから個人型DCの(iDeCo)に資金を移換しました。
下のグラフは、iDeCoで運用し始めてからの運用成績の推移になります。

運用メモ
2018年、企業型DCから個人型DCに移換
2020年3月、コロナの影響で一時株安
2020年8月、資産をすべて「定期預金型」の商品にスイッチング
2020年11月、資産をすべて「全世界株の投資信託」にスイッチング
ブログ管理人はバカなので、運用を完璧にやらかしたよ!
やらかした理由は続きを読んでね!
ブログ管理人のiDeCo(イデコ)運用に関する反省
え〜、2020年8月頃にコロナの影響で不況になると予想して、「全世界インデックス投資信託を全部売却して定期預金商品にスイッチング」してしまいました。
その後、全世界的な金融緩和で株が爆上げ!!
一番おいしいところを取り逃しました!
\(^o^)/オワタ
やっぱり、長期投資は「インデックス型の投資信託」一択、素人考えで「売ったり買ったりしてはだめ」ですね。余計なことをしなければ、いまごろ通算損益がプラス50%くらいになってました。
ということで、2020年11月に慌てて再びインデックス投信にスイッチングしましたが、とき既にお寿司。いや遅し。
それでも、2021年からまた株が伸びてきました。
2021年3月は、かなり伸びてきた!!
全世界株式に資産をスイッチングしてよかった。
投資信託は「売ったり買ったりしてはだめ」ですね。これは以下で紹介する書籍「インデックス投資は勝者のゲーム」」でも、歴史的な実績として証明されています。
iDeCoを始めるときの証券会社の選び方・ポイント(おすすめはSBI証券のセレクトプラン)
ブログ管理人が利用しているiDeCo(イデコ)で利用している証券会社やおすすめの証券会社についてご紹介します。
これから始めてみようというかたは、参考にしていただければと思います。
証券会社の選びのポイント
iDeCoを始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。
証券会社によって「口座の管理費用や購入できる金融商品(投資信託)のラインナップ」に違いがありますので、証券会社選びはとても重要です。
特に、口座の管理費用や投資信託の運用コストは、何十年も積み重なると運用成績の大きな違いになってきます。
まさに「ちりも積もれば山」となるです。
iDeCo(イデコ)を始めるなら、必ず複数の証券会社を比較して選ぶようにしましょう。
iDeCoの証券会社選びのポイント
- 口座管理料が安いこと
- 購入できる金融商品のラインナップが良いこと
おすすめの証券会社はネット証券
本ブログ管理人の場合は、SBI証券でiDeCoの口座開設をして投資信託の積立をしています。
大手ネット証券なら「口座管理手数料は一律で最安値」になっているし、「商品ラインナップも質の良いものが充分な数」そろっているので、サービス内容はほぼ横並びです。
ですから、名前を知っているネット証券ならば、どこで口座を開設しても大きな差はないでしょう。その逆にネット証券以外の証券会社では、管理手数料などが高いところもあるので、やめておいた方がよいです。
あえてネット証券におすすめの順位をつけましたが、この中のどれを選んでも正解ですね!
▶SBI証券のiDeCo(イデコ)について詳しく解説しています
▼iDeCoの証券会社選びについては、こちらの記事で詳しくご説明しています。
アセットアロケーション(資産配分)とポートフォリオ(投資銘柄)
iDeCoでご自分の資産を運用するなら、どの銘柄に投資するかを決める前に、どのような資産区分に投資するか(アセットアロケーション)の方が大切です。
なぜなら、投資家のバイブルともいえる「インデックス投資は勝者のゲーム」の以下の一節にあるように
一九八六年の画期的な学術研究が彼の考えを支持している。その研究で、機関投資家が運用する年金基金のトータルリターンの差のうち、驚くことに九四%がアセットアロケーションで説明できることが判明した。
引用:インデックス投資は勝者のゲーム
資産運用の結果得られるリターンのうち、9割以上はこのアセットアロケーションで決まるという研究結果がでているからです。
▼「インデックス投資は勝者のゲーム」のレビューはこちら。
ですから、自分が許容できるリスクや期待するリターンに沿ってアセットアロケーションを決めて、その方針に沿って具体的な投資商品を選んでいく、という流れで決めることをおすすめします。
投資商品を選ぶ前にアセットアロケーション(資産配分)を決めましょう。
アセットアロケーション(資産配分)を決める
毎月積み立てていく資金をどのような種類の資産に配分していくかを決めましょう。
この資産配分のことをアセットアロケーションと言います。
資産運用するうえで、基本的な資産としては以下のものがあります。
- 国内株式
- 国内債券
- 海外株式
- 海外債権
- 現金預金
ほかにも、不動産(REIT)や金などもありますが、個人が資産運用をするならこちらの5つを基本と考えるのがよいです。
例えば、本ブログ管理人のアセットアロケーションは、下の円グラフのような配分にしています。
本ブログ管理人のアセットアロケーション


この9対1という割合は、世界の株式の時価総額の割合と同じにしているのですが、「世界の株式市場の成長にあわせて運用したい」という狙いがあります。
資産は100%株式で、債権は0%です。iDeCoは長期運用を前提としているので、期待リターンが低い債権はアセットアロケーションから外しています。
▶元本確保型の定期預金については、コチラの記事でご説明しています。
▶SBI証券のiDeCo(イデコ)で金投資するならこちら
▼アセットアロケーションの決め方については、以下の記事に詳しく書いています。
ポートフォリオを決める
アセットアロケーション(資産配分)を決めたら、つぎは具体的にどんな投資商品をどのくらいの割合で購入するかを決めていきます。
この投資商品の配分のことをポートフォリオといいます。
参考までに、本ブログ管理人のアセットアロケーションとポートフォリオをご紹介します。
本ブログ管理人のポートフォリオ
商品タイプ | 運用商品名 | 配分する割合 |
内外株式 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・全世界株式インデックス・ファンド) | 100% |
国内株式は、日経平均に連動するタイプの投資信託を選びました。
海外株式は、日本を除く先進国の株式に連動するタイプと、その他の新興国の株式に連動するタイプの2つに8対1の割合で振り分けています。
日本株式:先進国:新興国の割合は1:8:1にしていて、これは世界の株式市場の時価総額にだいたい合わせています。
▶SBI証券のiDeCo(イデコ)全世界株式に投資したいならこちら
投資商品を選ぶときのポイント
投資信託に関する書籍で勉強した結果、本ブログ管理人はこんな基準で商品を選ぶことにしています。
- 「長期運用」「iDeCoの非課税」という特徴を活かす
- そのために100%株式の資産配分にする(債券はリターンが低すぎる)
- リタイアが近づいたら債券などの商品にスイッチングも検討
- 全世界の成長に合わせて、日本株10%、先進国株80%、新興国株10%の配分にする
- 歴史的に優位性が証明されているインデックス投資信託のみに投資
- インデックス系の投資信託から、最も信託報酬が安いものを選ぶ
この基準は、長期の運用では王道で、基本的に売買益に対して非課税のiDeCoで運用するなら、期待リターンの高い商品を選ぶべきです。100%株式に配分していることをリスクが高いといわれるかもしれませんが、銀行口座の現金などトータルで考えると、さほど高リスクではありません。
▼おすすめの投資信託選びについては、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
つみたてNISAとiDeCoは長期投資を前提とした制度なので、投資できる商品は基本的に投資信託のみです。
ということは、「投資信託の勉強をするだけ」でつみたてNISAとiDeCo両方で資産運用をはじめることができるのです。
勉強をするといっても、本を読んで勉強するだけではありません。実際にやってみて初めてわかることも沢山あるのです。
まずは月々1万円くらいからでも始めながら、投資について勉強をするというスタンスでも良いのではないでしょうか。
まだ投資していない方は、一緒に資産運用を実践してみましょう。
▼つみたてNISAの運用実績はこちらで公開中!