コラム

【コラム】資産運用を始めるならまずはネット銀行の開設から始めよう!

資産運用をこれから始めようと考えているなら、まずはネット銀行の口座開設からはじめましょう。

と書いている私自身、まだネット銀行のの開設が出来ていません(;゚Д゚)

なぜネット銀行の口座を持っていないのに、ネット銀行の口座の開設をおすすめしているかというと、ネット銀行の手数料の安さとネット証券会社との連携がしやすいからです。

本記事では、ネット銀行を利用するメリット・デメリットの整理とどのネット証券で口座開設すべきかについて検討して、実際にネット銀行の口座を開設してみたいと思います。

この記事でわかること
  • ネット銀行の口座を利用するメリット・デメリット
  • ネット銀行の口座の比較、どのネット銀行の口座を開設すべきか
  • ネット銀行の口座開設の方法

ネット銀行の口座を利用するメリットとデメリット

まずは、「ネット銀行」の言葉の定義から確認します。

ネット銀行とは?

対面の店舗を持たずに、インターネットでの取引を中心として営業している銀行のこと

ネット銀行の特徴と言えば、リアルの店舗を持たないことです。リアルの店舗がないので人件費がかかりませんから、その結果としてATM手数料や振り込み手数料が安くなったり、預入金利が非ネット銀行に比べて高くなります。

そんなネット銀行のメリット・デメリットについて、以下で具体的に見ていきましょう。

ネット銀行のメリットその1:コストが安い

ネット銀行の最大のメリットともいえるのが、銀行を利用するときのコストの安さです。

銀行を利用するときの主なコストと言えば、以下の2つだと思います。

  • ATM利用手数料
  • 振込手数料

最近はキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、まだまだ現金決済の多い日本では、週に1回くらいコンビニATMで現金を引き出しているというひともいるのではないでしょうか。

1回あたりの手数料216円 x 4 回としても月に1,000円くらいの手数料を支払っていることになります。

たかが月1,000円といえども1年にすると12,000円なので、アルバイトで稼ごうとすると1日フルで働かないとなかなか稼げない額になるので、バカにならない金額です。

ネット銀行を利用すれば、この手数料をゼロにすることも可能になってきます。

先ほども書きましたが、ネット銀行はリアルの店舗を持ちませんので、人件費や店舗の運営コストがない分、利用者のコストを削減できるという仕組みです。

ネット銀行のメリットその2:金利優遇

ネット銀行は、非ネット銀行に比べて人件費や店舗の運営コストが低い分、預入金利も有利になります。

一般銀行の普通預金の金利は、2019年8月現在では、0.001%程度が普通ですが、ネット銀行では10倍から100倍の0.01%~0.1%という金利が設定されています。

いくつか一般銀行の代表とネット銀行の代表として、普通預金の金利を調べてみました。

一般銀行の金利の例】 2019年8月27日現在

  • 三井住友銀行 普通預金 0.001%
  • 三菱UFJ銀行 普通預金 0.001%

【ネット銀行の金利の例】 2019年8月27日現在

  • 楽天銀行 普通預金 0.1% ※マネーブリッジ利用
  • 住信SBIネット銀行 普通預金 0.01% ※ハイブリッド預金

一般銀行とネット銀行の金利差には、10倍から100倍の預入金利の差があることがわかります。

ネット銀行の方には、注釈をつけていますが、どちらの銀行も銀行のほかに証券会社もグループになっているので、銀行口座と証券口座を連携する仕組みを利用した場合の金利となっています。

この口座連携は、利用者にとって何か負担になるものではなくて、むしろ資産運用をするときのメリットの一つともいえる機能なので、銀行にとっても利用者にとってもメリットしかない機能といえます。

ネット銀行のメリットその3:グループ証券会社との口座連携(自動入出金サービス)

3つ目のメリットに関しては、グループ会社として銀行と証券の両方を備えている会社に限ります。

例えば、以下のようなものが有名ですね。

  • 楽天グループなら「楽天銀行」と「楽天証券」
  • SBIグループなら「住信SBIネット銀行」と「SBI証券」
  • 大和グループなら「大和ネクスト銀行」と「大和証券」

このように、銀行と証券がグループ会社になっている場合は、それぞれの口座を連携するサービス(スイープ)があります。

この口座連携サービスを利用すると、証券口座で株などを購入するときに不足している資金を銀行口座から自動的に入金できるほか、銀行口座から証券口座の残高を確認できるなど、口座間の情報を連携することで資産運用がスムーズにおこなえるようになります。

投資や資産運用を行うためには、この証券口座と連携しているネット銀行を選ぶことが必須ポイントといえます。

この口座連携は、利用者のメリットもありますが、銀行側としても資金を投資に回してもらえるチャンスが広がるので、銀行口座の金利優遇や手数料無料、クレジットカードのポイント優遇などの総合的なサービスを提供できていると言えます。

どのネット銀行を選ぶべきか?

さて、ネット銀行の口座開設が資産運用をするうえで必須であるとわかったところで、実際にどのネット銀行を利用するのがお得か検討してみましょう。

以下は、以前のご紹介した書評記事でとりあげた、ネット銀行の比較の表です。わたしが自分でわざわざ同じものを作っても意味がありませんので、引用させていただきます。

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出展: どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術

【口座連携】で比較してみる

まずは、ネット銀行と証券口座の連携という観点で、楽天銀行、住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行の3行が有力ですね。

【金利優遇】で比較してみる

金利優遇という観点では、楽天銀行とイオン銀行が0.1%で圧倒的に有利です。

【手数料】で比較してみる

続いて、ATMと振り込み手数料についてですが、各行とも甲乙つけがたいですね。というのも、銀行口座への預金額に応じたランクによって手数料無料回数が違ってきたりクレジットカードの利用を前提としていたり、簡単に比較できないからです。

楽天銀行の場合

楽天銀行のATMと振り込み手数料の無料回数は、ハッピープログラムという仕組みで決められています。

銀行の口座にある程度の預金があれば、手数料無料の恩恵を受けられそうです。資産運用に回す資金のほかに現金もある程度は確保しておくなら、100万円を銀行口座に常に残しておけば、ATM利用手数料5回、振込手数料無料3回、楽天スーパーポイント3倍になりますので良さそうです。

住信SBIネット銀行の場合

住信の場合は、「スマプロランク」という仕組みで手数料無料になる回数が変わってきます。

ATMご利用手数料
無料回数        
振込手数料
無料回数       
ランク月15回月15回
ランク3  月7回月7回
ランク月5回月3回
ランク1 月2回月1回

楽天銀行のVIPと同じくらいのメリットがあるランク2を目指すなら、以下のような基準を満たす必要があります。見ていただくとわかりますが、預金残高が30万円以上でランク2になるので、楽天銀行に比べるとかなりハードルが低そうです。

月に5回のATM手数料無料と3回の振り込み手数料無料があれば、多くの人にとっては足りるのではないっでしょうか。

以下のどれかを満たせばランク2になります。

A.総預金の月末残高が30万円以上

B.ロボアドバイザー資産運用残高の合計が月末時点で10万円以上

C.30歳未満

D.以下1~11の条件のうち2つ該当

  1. 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
  2. 仕組預金の月末残高あり
  3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり
  4. 純金積立月末時点でご契約あり
  5. 給与、賞与または年金の月内ご入金あり
  6. 目的ローンまたは不動産担保ローンの月末残高あり
  7. カードローンの月末残高あり(50万円以上2つにカウント)
  8. BIG・toto購入または公営競技ご入金の月内合計が2万円以上
  9. ミライノ デビットの月末時点の確定金額が合計1万円以上(3万円以上2つにカウント)
  10. クレジットカード「ミライノ カード(JCB)一般」の引落口座を当社に設定かつ当月確定(翌月引落)金額が1万円以上(5万円以上2つにカウント)
  11. 当社口座からプリペイドカード「JAL Global WALLET」への円貨チャージの月内合計金額が1万円以上(3万円以上2つにカウント)

【おすすめのネット銀行結論】

資産運用をするという前提なら、ダントツの候補は以下のネット銀行ですね。

  • 第一候補:「楽天銀行」
  • 第二候補:「住信SBIネット銀行」

楽天銀行は、なんといっても普通預金の金利優遇が0.1%というのが大きいのと、楽天スーパーポイントの優遇も受けられそうです。

住信SBIネット銀行は、ネット証券No.1のSBI証券との連携ができることが大きいですね。ATM手数料・振込手数料などの無料回数が多いことも魅力です。

どちらか一方のみでも構わないと思いますが、個人的には迷わず以下の口座をすべて開設しておけばよいと思います。

  • 楽天銀行口座、楽天証券口座
  • 住信SBIネット銀行口座、SBI証券口座

まとめ

本記事では、資産運用する上でネット銀行の利用が必須であることをお伝えしてきました。

いざ運用したい商品が出てきてから口座を開設しようと思っても、時間がかかりますのであらかじめ目ぼしいネット銀行とネット証券をセットで開設しておくとよいと思います。

まとめ

  • 資産運用をするならネット銀行の利用は必須
  • ネット銀行を使えば、預金金利・ATM・振込手数料・ネット証券との連携コストがほぼ無料になる
  • ネット銀行とネット証券の口座は、同時開設して口座連携までやっておく
  • 「楽天グループ」と「SBIグループ」両方の「銀行口座」と「証券口座」を開設しておけばOK