書評

【書評】お金は「貯める」から「増やす」時代に!『どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術』

将来の生活に不安を感じつつ、お金を増やしたいと考えてはいるけれど

「資産運用って、まず何をすればいいの?」
「そもそも運用するほどお金に余裕がない」

などと考え、踏み出せないでいる人は多いのではないでしょうか?

本書は、そんな資産運用初心者に「少額でも始められる」「初心者でもやりやすい方法がある」ことを簡単にわかりやすく解説しています。

ご紹介する本のタイトルは、コチラです。

マイナビ出版

『どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術』

金融商品全般の情報を広く網羅していて、わかりやすい図解や表で説明しているので、初心者にもやさしく理解しやすい内容になっています。

ご興味のある方は、ぜひ本記事をご覧ください。

本書を読んでわかること
  • 金融商品全般に関する知識をまんべんなく得られる
  • シンプルで見やすい図や表を使って説明しているので理解しやすい

著者情報

本記事でご紹介する本です。

  • タイトル:どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術
  • 出版社 :マイナビ出版

本書の特徴は?どんな人におススメの本?

本書の良いところは、以下の2点だと思います。

  • 扱う金融商品の幅の広さ
  • ていねいで理解しやすい図解と表

特に2つ目の図解や表のわかりやすさですが、金融商品やテーマごとに比較表なども充実しているので、実際に資産運用を始めたいひとが一歩を踏み出す手助けになりそうです。

ということで本書は、以下のような方におすすめします。

  • 資産運用したいので、金融商品全般の知識を得たい
  • 運用したいテーマは決まっているけど、どれを選べばよいかわからない(比較した説明を見たい)

本書で印象に残った部分について、いくつかご紹介していきます。

本書で印象に残った内容のご紹介

ネット銀行の特徴の比較

本書では、いろいろな金融商品の紹介をしているのですが、ネット証券と相性がよいネット銀行を活用することもすすめています。

そのときにネット銀行各社の特徴をまとめた表が、とても分かりやすかったのでご紹介します。

出展: どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術

このくらいの情報はインターネットで調べればすぐに収集できそうです。ですが、インターネットと違って本の良いところは、ネット銀行のことを調べようと思っていなかった私に、利用する銀行の見直しのきっかけを与えてくれたことです。

基本的にインターネットは自分で情報を取りに行きますが、本の場合は自分が探していた情報以外の分野についても思わぬ収穫があったりします。

この表はとても見やすいので、ネット証券とネット銀行をセットで考えるなら、楽天系かSBI系の2択になりそうだなということが一目でわかります。

特にSBIネット銀行は良さそうですね。ATM手数料とか振り込み手数料って地味に無駄な出費です。楽天銀行と両方開設しておいても良さそうです。

運用一任型ロボアドバイザーの比較

次は「ロボアドバイザー」について比較した資料です。

出展: どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術

この表の良いところは、有名どころのロボアドバイザーを網羅していて、なおかつ必要最低限の情報を比較してくれているので、わかりやすいです。

ロボアドバイザーを使って資産運用をしたいひとには、役立つ情報だと思います。必要に応じて、追加で自分で調べて情報を補えば良さそうですね。

つみたてNISAの運用例

長期の資産運用をするならお得な「つみたてNISA」についての図解資料の引用です。

出展: どんどんお金を増やす!かしこい資産運用術

具体的に月3万円で3%の利回りで20年運用した場合の運用例や、利回り3%を目指すポートフォリオ、5%を目指すポートフォリオなどをわかりやすく図解しています。

この手の基本的な情報ばかりの書籍のAmazonレビューなどを見ていると、「自分の知っていることしか書いてない」という理由で低評価がつけられることがあるのですが、個人的にはナンセンスな評価の仕方だと思います。というのも、つみたてNISAならこの程度のことを理解していれば、大きな間違いをせずに資産運用を始められますし、あとは実際に自分でやってみて覚えることのほうが重要だと私は考えるからです。

まとめ

本書は投資初心者向けの内容だと思いますが、これから実践をしてみるための一歩を踏み出すのに十分な材料を得られる一冊だと思います。

本書のような初心者向けの内容の書籍を読んで、内容が薄すぎるとか、知っていることしか書いてないなどという書籍レビューがあったりします。ですが、そんなことを言っている人に限って自分では何も行動に移せていないというのが、わたしの経験から思うことです。

資産運用を覚えるには、資産運用をやってみるしかありません。野球がうまくなりたい人が、本を読んでばかりでキャッチボールをしないなんてことはないのと同じことだと思います。

本書は、資産運用に向けてなにかひとつ行動に移すために十分な、情報の量とわかりやすさになっていると思いますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。