ロボアドバイザー

【ロボアドバイザー投資】投資の世界でも人間はロボットに勝てない?ロボアドアプリ大手3社のメリット・デメリットを徹底比較!!

ロボアドバイザーとは、AI(人工知能)が自動で資産運用をしてくれるサービスのことです。

事前に簡単な質問に答えるだけで、個人の資産運用の好みに応じた運用方法を提案してくれたり、実際にその方針に従って資産を運用してくれる機能などがあります。

ですが、有名どころだけでもいくつもサービスがあるので、「一体どのサービスを選べばよいか分からない」なんてことはないでしょうか。

本記事では、自分にあったロボアドバイザーを選べるように大手3社のサービス内容を比較検討しました。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

この記事でわかること
  • ロボアドバイザーを選ぶときの基準がわかる
  • 大手3社のロボアドバイザーの特徴がわかる
  • どのロボアドバイザーがベストかがわかる

ロボアドバイザーは何を基準に選べば良いか?

ロボアドバイザーを選定するときには、最も重視すべきポイントはコストです。

なぜなら、ロボアドバイザーに資産を預けて運用した場合に投資対象となるのは、インデックス型の投資信託がメインになるからです。

インデックス型の投資信託とは?

インデックス型の投資信託とは、例えば日本の株式市場全体の株価に連動するもの、あるいは米国の株式市場全体に連動するもの、といったように市場全体に広く投資することで、その市場全体の成長に合わせたリターンを狙うことが出来る金融商品です。

どんなに優秀なプロ、あるいはロボットが運用しようとも、同じ投資信託を選ぶ限り運用成績は同じになります。そのため、長期的に見ればどのロボアドバイザーの運用成績も大差ないと予測できます。

そして、このときに最も重要になってくるのは、毎年かかる運用コストです。

大手3社のロボアドバイザー比較

WealthNaviTHEO楽ラップ
2017年度
運用実績
4.5%~16.2%
全プラン平均10.6%
1.9%~12.9%
全プラン平均6.2%
4.1%~15.6%
全プラン平均10.8%
運用対象海外ETF
10000種類
海外ETF
35~45種類
投資信託
15種類
最低運用額10万円1万円10万円
コスト最大年1.0%

ETF信託報酬※2
最大年1.0%

ETF信託報酬※2
最大年0.702%※1
+
投資信託報酬※2

※1 楽ラップは固定報酬型と成果報酬型があるが、表は固定報酬型の場合。年利2%を超えると固定報酬型の方が有利になるため、通常こちらを選択するべき。

※2 ETF信託報酬、投資信託報酬ともに、価格に反映されているので間接的に負担している報酬。投資する商品によるが、おおむね0.1%~0.3%程度。

どのロボアドバイザーがよいか?

過去の運用実績は気にしなくてよい

結論としては、過去の運用実績は気にする必要はありません

「過去の運用成績 = ロボアドバイザーが優秀」 ではない

なぜなら、どのロボアドバイザーの投資対象もインデックス型のETF/投資信託になっているからです。投資対象の商品に違いがあるので、短期的には運用成績に違いが出ていますが、長い目で見れば「期待した運用成績」に近づくと考えられるからです。

もう少し具体的にご説明します。

例えば、仮に「米国の株式インデックスに連動するETF」と「日本の株式インデックスに連動するETF」の期待利回りがどちらも7%であるとします。長い目で見れば年間の利回りは、どちらも7%に収束していきますが、1年単位で見ると米株の方が10%、日株の方が5%という差が出ることもあり得ます。ロボアドバイザーによって、投資するETFに違いがあるので一時的に差は出てきますが、長い目で見ると個人のポートフォリオに従って期待するリターンに近い利回りになることが期待できます。

運用商品の種類の数は気にしなくてよい

3社それぞれの運用商品のラインナップで十分なので、運用商品の種類の数は気にしなくてよいと考えます。

WealthNaviとTHEOは、どちらも株・債券・不動産・商品が含まれているため、運用商品の選択肢としては大きな差はないと考えられます。一方で、楽ラップの投資対象には、商品が含まれていないのでラインナップが少ないのは事実です。

しかし、楽ラップの場合でも株と債券を組み合わせることで運用リスクのコントロールができるので特に問題ないでしょう。

10万円未満で運用したいなら、最低運用額が低いTHEO

最低運用額がWealthNaviと楽ラップが10万円以上、THEOが1万円以上となっていますので、10万円未満で試しに運用してみたいならTHEOしか選べません。

本格的に運用する場合は、運用金額は10万円以上になってきますので、3社どれでも選べるということになります。

運用コストが安いサービスを選ぶべき

運用対象がインデックス型のETFと投資信託であれば、基本的には商品に差はないので、どのロボアドバイザーが運用が上手い・下手ということはないと思います。

そういった場合は、運用コストを極限まで下げた方が最終的に良い結果になります。

コストの仕組みは各社異なっていて、運用金額によっても変わってきます。そのため、直接の比較は難しいですが、2019年9月1日時点で3社で比較すると以下のようになります。

【運用額のレンジごとのコスト概算】

比較のため、各社ともETF・投資信託報酬を0.3%と仮定して、運用金額のレンジごとに年間コストの概算を求めてみました。

運用額のレンジ年間コスト概算(コスト最安ロボアドバイザー)
1万円~10万円 約1.2%(THEO)
10万円~100万円 約1.0%(楽ラップ)
100万円~1000万円 約1.0%(THEO・楽ラップ)
1000万円~3000万円 約0.9%(THEO)

WealthNaviは、3000万円までは運用コストが約1.3%になるため、上の表のどのレンジでもコストが高いということになります。

以上から、コストで比較した場合のロボアドバイザー選定は以下のようになります。

  • 10万円未満の少額で試しに運用したい  → THEO
  • 最終的に100万円未満で運用したい   → 楽ラップ
  • 将来まで大きく育てたい        → THEO

まとめ

本記事では、ロボアドバイザー大手3社について、サービス内容を比較してみました。

様々な条件の違いがあるものの、長期間で本格的に運用するならば、やはり運用コストが最も重要になってきます。

最終的にどのくらいの運用金額を目指すかによって運用コストが違ってきますが、100万円未満の運用額ならば、利益もコストも大差ないのでどれを使ってもよいと思います。

本記事の結論としては、もし本格的に長期間運用するつもりで取り組むならば、THEOを選択するのがベストであると考えます。

まとめ

【運用金額ごとのコストで選ぶ場合】

  • 10万円未満の少額で試しに運用したい  → THEO
  • 最終的に100万円未満で運用したい   → 楽ラップ
  • 将来まで大きく育てたい        → THEO

【結論】

  • お試しなら3社どれをつかってもよい(利益もコストも大差ない)
  • 100万円を超える運用をするなら低コストのTHEO