iDeCo(イデコ)

【SBI証券のiDeCo(イデコ)】純金(ゴールド)に投資できる商品をわかり易く解説

SBI証券でiDeCo(イデコ)をするときに、どの金融商品にどれくらいの金額を配分するか迷うことはないでしょうか?

そんなときに、ひとつの選択肢になるのが「金(ゴールド)」の商品です。

特にここ数年は「金が高騰して過去最高値をつけた」というニュースもあって、気になっているひとも多いのではないでしょうか?

本記事では、SBI証券のイデコのプランで金(ゴールド)に投資できる金融商品についてご説明します。

本記事の対象読者

  • これからSBI証券でiDeCoを始めたいひと
  • 金(ゴールド)の商品について知りたいひと

SBI証券のiDeCo(イデコ)のプラン選び

元本確保型の商品について見る前に、まずはSBI証券のiDeCoのプランについてご説明します。

SBI証券でiDeCoを始めるとき、以下の2つのプランから選ぶことができます。

  • 従来からある「オリジナルプラン」
  • 新設された「セレクトプラン」

2つのプランが用意されているのですが、新設されたセレクトプランのほうが圧倒的に有利な商品が揃っているのでいまからはじめるひとは、必ずセレクトプランを選ぶようにしましょう。

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本記事で説明する内容も、セレクトプランを前提としています。

▼2つのプランの違いについては、以下の記事でご説明しています。

SBI証券のiDeCo(イデコ)には金(ゴールド)に投資できる商品はある?

SBI証券のiDeCoで選択できる金(ゴールド)に投資できる商品は、1本しかありませんので迷うことはありません。

それでは、どんな商品なのか見てみましょう。

三菱UFJ 純金ファンド〈愛称:ファインゴールド〉

商品名三菱UFJ 純金ファンド
商品分類コモディティ
地域日本
信託報酬0.99%

商品選定理由

SBI証券がこの商品を選定した理由がこちら!

国内の取引所における金価格の値動きをとらえることをめざします。現物投資として人気のある金への投資を年金運用にも取り入れていただく機会として選定。

出典:SBI証券公式ページからの引用

この商品は、ファンドを経由して純金ETF(愛称:「金の果実」)に投資するというものなので、「ファンドの信託報酬」と「投資対象のETFの信託報酬」がダブルでかかってきます

三菱UFJ 純金ファンドの信託報酬が年率0.99%の内訳は・・・

  • ファンドの信託報酬が0.55%
  • 投資する金ETFの信託報酬が0.44%

となります。

ETFの信託報酬よりもファンドの信託報酬のほうが高いですね。

株式投資型の投資信託に比べると、高い信託報酬を毎年支払う必要があることに注意しましょう。

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金(ゴールド)の信託報酬(手数料)は、毎年1%もかかる。

SBI証券(iDeCo)の金(ゴールド)投資に関するQ&A集

ここから先は、金(ゴールド)投資や三菱UFJ 純金ファンドに関するよくある質問についてご説明します。

金(ゴールド)投資の期待リターンはどれくらい?

金(ゴールド)投資は、債券や株式投資と違って利子や配当金がありませんので、売却益のみが利益になります。

金(ゴールド)そのものには価値がありますが、持っていても付加的な価値を生み出すことはないので、期待できるリターンは決して高くありません

一般的には、金(ゴールド)投資は「ミドルリスク・ローリターン」とされています。

  • 金(ゴールド)投資は、ミドルリスク・ローリターン
  • リスクに見合ったリターンを得られない可能性が高い

J.P.モルガンの超長期市場予測(2020年から今後10〜15年の予測)を参考にすると、金(ゴールド)の期待リターンはドルベースで年利3%くらいと考えられています。

表の一番下が金(ゴールド)の予測期待リターンです。ほかの投資対象と比べても金(ゴールド)のリターンは高くないことがわかります。

金(ゴールド)投資って儲かるの?

投資商品には、「リスクが大きければ大きいほど、期待できるリターンも大きくなる」という傾向があります。

投資の世界でいう「リスク」とは、よくある日本語訳「危険」ではなくて、「収益の振れ幅の大きさ」のことを刺します。

カンタンにいえば、未来の予測が難しいものほど、期待リターンも高くなる傾向があるということになります。

再び、J.P.モルガンの超長期市場予測のデータを見ると、金(ゴールド)投資は株式と同じくらいの「リスク」があるにも関わらず、期待リターン3%となり、株式投資よりも低いリターンと予測されています。

  • リスクとリターンの関係を見る限りでは、金(ゴールド)への投資は合理的ではない
  • 債券や株式への投資よりも不利になる可能性が高い

三菱UFJ 純金ファンドの過去の収益はどうだった?

利子や配当金を生み出さない金(ゴールド)への投資は、理屈の上では債券や株式よりも不利になりそうです。

そうはいっても、金(ゴールド)投資の過去のリターンはどうだったのか気になりませんか?

ということで、SBI証券(iDeCo)の純金ファンドのリターン実績をチェックしてみましょう。

下のグラフは、ファンドができた2011年からの基準価額です。基本的には基準価額が上がれば損益がプラスになると考えてOKです。

ファンドのスタート時点では、基準価額は10,000円です。2020年9月末時点で16,227円まで高騰していますので、ファンドができてからの約9年間のトータルリターンは、+62%くらいになります。

基準価額グラフ

引用:SBI証券

トータルリターン

トータルリターについて、期間ごとにみてみましょう。

たとえば、期間1ヶ月の場合を見てみると、1ヶ月まえに投資を開始したときのリターンがマイナス5.59%、ということになります。

期間とトータルリターンの関係

期間トータルリターン
1ヶ月−5.59%
6ヶ月13.27%
1年22.75%
3年10.09%
5年7.00%
設定来62.27%

2011年にファンドが設定されてからは、トータルリターンが62.27%となっていますが、価格が高騰したのは直近1年くらいのできごとです。

他の投資商品にも資産を配分したほうがいいの?

iDeCoは税制が優遇されている制度なので、金(ゴールド)よりも期待リターンが高い投資信託を選ぶほうがメリットを受けることができます。

せっかくiDeCoで運用をするなら、期待リターンが高い金融商品についても勉強して、自分にあった資産配分を試してみましょう。

▼資産配分の考え方はコチラの記事をご覧ください。

三菱UFJ 純金ファンド〈愛称:ファインゴールド〉に投資して大丈夫?

ファンドの信託報酬(手数料)が年間1%であることを考えると、あまりおすすめはできない投資対象です。

今後の予測されている期待リターンがだいたい3%ですが、それに対して信託報酬(手数料)年1%というのは明らかに大きすぎます。

たとえば、株式型のインデックス投資信託なら、信託報酬(手数料)がたったの0.1%で全世界の株式に連動する商品があるので、そちらの方が投資先として合理的だと考えます。

もし、どうしても金(ゴールド)に投資したいのであれば、金ETFのほうが賢い選択です。

  • 純金ファンドへの投資は、信託報酬の高さを考えるとおすすめはできない
  • どうしても金(ゴールド)に投資したいなら、証券取引所に上場されている金ETFを自分で購入するほうが有利

ETF=上場されている投資信託なので、証券取引所で株式と同じように売買できるのが特徴です。

三菱UFJ純金ファンドが購入しているのも結局は金(ゴールド)のETFなので、自分でETFを購入しても値動きは同じになりますからね。

  • 自分でETFを購入して運用すれば、ファンドの信託報酬(手数料)年0.55%の分だけ毎年確実に有利に運用できる
  • ただし、ETFは株式と同じように売買できるので売買手数料がなるべく安いネット証券会社を利用すること

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▼証券会社の選び方を知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

▼金(ゴールド)以外の商品が知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

まとめ

本記事では、SBI証券のiDeCo(イデコ)で取り扱っている金(ゴールド)の投資商品についてご説明しました。

iDeCo(iDeCo)は、税制が優遇されている制度です。

まだ口座を開設していないのであれば、まずは資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

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  • SBI証券のiDeCoには、三菱UFJ 純金ファンドという金(ゴールド)に投資できる商品がある
  • 金(ゴールド)はミドルリスク・ハイリターン
  • 三菱UFJ 純金ファンドの信託報酬(手数料)は高いので、証券取引所の金ETFを自分で購入するほうがメリットが大きい

▼本ブログ管理人のiDeCo(iDeCo)運用レポート