「資産運用を始めたいけど、自分の預金で運用する前にまずは勉強したい」と考えているけれど、書籍代もバカにならないから本を買うのに慎重になってしまう、なんてことはないでしょうか。
でも一番もったいないのは、書籍代を気にして積極的に知識を得られずに時間が過ぎていくことだと思います。
数年後、数十年後になってから、もっと早く資産運用の知識があればよかったのにと後悔しないためにも、いますぐに勉強をしましょう。
そんなときにおすすめなのが、書籍の読み放題サービスです。代表的なところだとAmazonでしょうか。
- Amazon Prime Reading
- Kindle Unlimited
これらは定額の読み放題サービスです。本記事では、この定額読み放題サービスがなぜ資産運用の勉強におすすめなのかについてご説明しますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
- 定額の読み放題サービスが資産運用の勉強におすすめの理由
- 電子書籍のメリット・紙媒体のデメリット
タップできる目次
良い本との出会いは「運」次第という現実
わたしは「自分にとって良い本との出会い」は「運」だと思います。
その理由について、これからご説明します。
みなさんは、本を購入するときは何を基準にしているでしょうか。例えば、こんな理由で本を買っているかもしれません。
- 表紙が気に入った
- タイトルが気に入った
- 表紙の帯のコメントが心に刺さった
- 目次と中身をざっと見て良さそうだと思った
- ネットの口コミの評価が良かった
- その他・・・
本を買う理由はひとそれぞれですが、「その本が自分が求めていた本かどうか」は、実際に読んでみるまでわかりません。
ネットの口コミはある程度参考にはなりますが、評価が高いのに自分にとってはそれほど面白くない・役に立たないと感じることもしばしばあります。
たとえ同じ本であっても、読むときの自分の知識の量やモチベーションなどのタイミングによっても、本に対する感じ方がまったく違ってくることがあります。
だから、自分にとって良い本との出会いは「運」になると思うのです。
本を買うことに慎重になると、学ぶチャンスを失う
そして、せっかくお金を出して買った本が運悪くつまらなかったら、残念な気持ちになりますので、本を買うときについ慎重になってしまいがちです。
でも私が一番もったいないと思うのは、本を買うのに慎重になってしまうと、せっかく自分が興味を持っていることに対して、学ぶチャンスを逃してしまうことになるからです。
この問題を解決する方法があります。
それは「書籍の読み放題サービス」です。
書籍の読み放題サービスと電子書籍をおすすめの理由4つ
理由1:学び放題になる
前の章に書いたように、自分にとって良くない本に出合うと損した気持ちになりますし、書籍代も1冊1000円~とバカになりません。
そんなときにおすすめしたいのが、書籍の読み放題サービスです。基本的にこれらのサービスは電子書籍で読むことが前提になっています。
例えば、Amazon関連のサービスなら以下のようなものがあります。
- Amazon Prime Reading
- Kindle Unlimited
この2つのサービス内容を比較してみると、以下のような違いがあります。
【2019年8月現在のサービス内容】
Amazon Prime Reading | Kindle Unlimited | |
料金 | 月額500円 ※年額4900円 | 月額980円 |
読み放題冊数 | 1000冊程度 | 数十万冊 |
Prime Readingは、アマゾンのプライム会員のおまけのようなサービスなので、読み放題の冊数はあまり多くはないものの、小説・雑誌・マンガ・ビジネス書など幅広いジャンルが読み放題になります。
Kindle Unlimitedは、Prime Readingをパワーアップさせたような感じです。まずは、Prime Readingから始めてみて、電子書籍になれてきたらKindle Unlimitedを契約してみてもよいかもしれません。
理由2:良い本との出会いが「必然」になる
良い本との出会いが運ならば、読み放題サービスを使うと数十万冊の本を試し読みできますので、書籍代を気にすることなく何冊でも本を読むことができます。
従って、読み放題サービスを利用して片っ端から試し読みすれば、良い本との出会いは必然になるわけです。
理由3:圧倒的に時間を節約できる
読み放題サービスを利用すれば、書籍代を気にすることなく読みまくることができます。
そうすると、以下のような3つの「時間を節約できるメリット」があります。
- 買う本を吟味する時間が不要
- 自分にとって良くない本をすぐに捨てられる
- 本の内容を飛ばし読みできる
時間節約① 本を吟味する時間が不要
本を買うかどうか迷ったり、吟味したりといった時間は楽しいですが、自分にとって得るものはないので時間としてはムダです。
読み放題であれば「本選びに失敗して1000円を損した」なんてことはなくなりますので、気になる本はすぐにダウンロードして試し読み、おもしろければそのまま読めばOKです。
時間節約② 自分にとって良くない本をすぐに捨てられる
お金を出して購入した本がつまらなかったときに私がよくやってしまうのが、我慢して最後まで読み進めることです。しかし、つまらない本は大抵の場合、最後までつまらない本です。
お金を出したので、途中で読むのをやめるともったいないという気持ちで、我慢して読み進めるのは、お金と同時に時間までもムダにしていることに気が付いてからは、簡単に本を捨てることができるようになりました。
捨てるといっても、電子書籍なので端末からデータを削除して終わりです。
少なくとも、読み放題ならばお金の方を気にする必要はなくなりますので、より本を捨てやすくなります。
時間節約③ 本の内容を飛ばし読みできる
時間節約②と似た部分がありますが、読み放題だと「本の内容を飛ばし読みできる」というメリットがあります。
1冊ずつお金を出して買った本は、飛ばし読みするともったいないという心理が働きますので、隅から隅まで丹念に読み進めるのではないでしょうか。
ですが、本というのは実際は、100ページあってもその時の自分にとって本当に役に立つのは数ページくらいではないでしょうか。言ってみれば、9割くらいは飛ばし読みしても全く問題ないわけです。
特に資産運用の勉強という観点では、本を読んで知識を得ること以上に重要なのは、実際に行動に移して実践してみること。そう考えると、100ページのうち必要なのは3ページくらいです。100ページの知識を得て何も動けないより、3ページの知識を活かして実践してみる方が、本を読んだ価値が何万倍もあるとわたしは考えます。
理由4:電子書籍のメリット
わたしは紙の本が好きだったので、電子書籍に対してはとっつきずらいイメージがありました。それでも、電子書籍になれてしまうと逆に、紙の本を買うのが煩わしく感じるようになります。
紙媒体の本と電子書籍のメリット・デメリットを挙げてみたいと思います。
【紙媒体の本と電子書籍のメリット・デメリット】
項目 | 紙媒体の本 | 電子書籍 |
費用 | 読み放題サービスがない 1冊ごとにかかる | 読み放題サービスがある |
場所 | 家の場所をとる | 電子書籍の端末1つで済む |
持ち運び | かさばる・重い | 端末1つで済む |
捨てやすさ | 本を捨てるのは忍びない・面倒 | データの削除だけ |
見やすさ | 慣れ親しんでいる | 8インチくらいの端末なら 慣れれば問題ない |
特に紙媒体の本を買えなくなった理由は、家で場所をとること、さらに本を捨てるのはなんだか忍びないことです。電子書籍ならば、これらの問題がすべて解決できるうえに、8インチくらいのサイズの端末なら普通に本を読むことができてしまいます。
例えば、わたしが使っている「Kindle Fire HD 8」は、8インチディスプレイでカラー表示できる端末なのですが、以下の画面のように鮮やかに表示できます。
資産運用系の書籍によくある図や表もカラーできれいに見ることができます。※さらに設定をイジるとNetflixなどの動画端末としても使えます
実際の画面のスクリーンショットをご覧ください。実際の8インチ画面はこれより大きいです。
【Kindle Fire HD 8の書籍一覧の画面】

【Kindle Fire HD 8の書籍の画面】
書籍の図解もカラーで見ることができますので、資産運用の書籍を読むのに向いています。

【Kindle Fire HD 8の書籍一覧の画面】
気になる箇所にブックマーク(右上のマーク)を付けたり、画面左の青い線のようにハイライトを付けておいて、後から見直すこともできます。他の読者がハイライトした箇所も教えてくれます。

これを見ると、電子書籍の使い勝手が悪くないことが少しわかっていただけるのではないでしょうか。
まとめ
学ぶチャンスを逃すのが、一番もったいないと私は考えています。人間が興味をもっていられる時間は長くないので、興味を持った時が勉強するときだと思うからです。
そして、先人の知恵が詰まった「本」を読むことができることは、現代人に与えられた特権です。
これを機に、試しに電子書籍を購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 読み放題サービスを使うと、1冊ずつの書籍代を気にしなくて済む
- 片っ端から試し読みすることで、必ず良い本に出合える
- 良くない本はすぐに捨てられるので時短になる
- 電子書籍なので持ち運べてどこでも読める
- 従って資産運用の勉強におすすめ